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コラム

ウッドデッキのメリット・デメリット

 

アウトドアリビングという言葉を聞いたことはありますか?アウトドアリビングとは、ウッドデッキやテラスを活用した屋外のリビングのようにくつろげる空間を指します。感染症対策のため家で過ごす時間が長くなったこともあり、アウトドアリビングに対する需要も増してきています。素敵なアウトドアリビングを造るためには、ウッドデッキとテラスどちらを選んだらよいのでしょうか? 今回のコラムではウッドデッキのメリット・デメリットについてご説明します。

(樹脂の人工木を使ったウッドデッキ)

木漏れ陽の庭

<ウッドデッキの材料>

ウッドデッキの材料は天然木人工木の2種類があります。さらに天然木にはハードウッドと呼ばれる腐りにくい広葉樹の材木と、ソフトウッドと呼ばれる針葉樹系の材木があります。最近はソフトウッドでのウッドデッキはあまり作られなくなっています。ソフトウッドは価格が安く、柔らかく加工しやすいのですが、塗装を毎年しなくてはならないこと、メンテナンスをしっかり行っても10年程度で交換しなくてはならないことから需要が少なくなってきているため、こちらのコラムではソフトウッドについての説明は省きます。DIYなどでウッドデッキを作る場合、ハードウッドは加工が大変なのでソフトウッドが向いているでしょう。

(天然木のウッドデッキ。パーゴラと合わせて施工)

家族と過ごす庭

<ウッドデッキのメリット>

ウッドデッキの一番の魅力は①木の風合いが感じられることです。天然木はもちろん、人工木でも木の質感をよく再現したものは本物のように見えます。見た目はもちろん、②触った時の質感も天然木ならではの優しさがあります。人工木でもタイルや石よりも優しい手触りをしています。③夏の熱も溜め込まないので、照り返しもありません。残念ですが、人工木は熱を吸収しやすく、このメリットは当てはまりません。また、④加工のしやすさからデザインの幅も広く、曲線などの変形した形も作れます。木材は加工の自由度が高いため、パーゴラやフェンスを一体に施工することも可能です。パーゴラ等の日よけもアウトドアリビングには欠かせないアイテムです。工夫次第でウッドデッキ下に収納を設ける、なんていう裏技的なこともできます。木の表情は和風、洋風、モダンなどどんな住宅とも相性が良いので、設計次第でイメージにぴったりのウッドデッキが作れるはずです。

(樹脂の人工木でリゾート風のウッドデッキ)

お庭をリゾートガーデンにリフォーム

<ウッドデッキのデメリット>

塗装をしなくても長く使えるハードウッドなら、塗装のメンテナンスは必要ありませんが、ささくれや汚れ、コケなどに対するお手入れは必要となります。また、最初は木に含まれている色素からきれいな茶色ですが、1~2年程度で経年変化により色素が抜けてシルバーグレーに変化します。施工したきれいな状態をキープしたいという方は経年変化がデメリットとなりますが、この色合いを好む方も多いです。人工木は色の変化やささくれなどは無く掃除だけを行えば良いので、メンテナンスフリーと言えます。色の変化は嫌だけど、ウッドデッキが良いという方は人工木をおすすめします。天然木に比べて人工木は価格が高く、夏熱くなるデメリットがあります。

ハードウッドは大変耐久性に優れているため、天然木はメンテナンスが大変!という以前からのイメージは変わりつつあります。それでも色の変化やささくれなどがあるため、このようなデメリットを避けたい方は人工木のデッキかテラスが良いでしょう。天然木の風合いや変化を好まれる方には、メンテナンスの心配の無いハードウッドをおすすめします。やはり天然木だからこその質感は他にはない大きな魅力です。

次回のコラムではテラスのメリット・デメリットについてご説明します。

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