外構に必要不可欠な表札は、家族の顔ともいえる存在です。表札のデザインから、どんな家族が住んでいるのかなんとなくイメージしてしまいますよね。外構を検討する際、いざ表札を選ぼうとしてみると、多種多様な表札があり、どうやって選んだらよいか迷ってしまいます。表札は小さいものですが、おうちの全体の印象を左右する大切な存在です。今回のコラムでは、表札の選び方のポイントをご紹介します。
<おうちのテイストを考える>
和モダンなかっこいいおうちに、かわいらしいほっこりした表札は似合いません。どんなに表札が自分の好みでも、やはり建物の外観に合ったデザインの中から選びましょう。和風のお宅には和の雰囲気のもの、かわいらしい洋風のお宅にはかわいらしいものを。テイストから外れなければ、まず大きな失敗にはなりません。
おうちのテイストはどんな印象かはっきりしましたか?テイスト別のおすすめの素材をピックアップしてみました。
<シンプルモダン⇒金属・ガラス>
すっきりとしたデザインの、温度感の低い素材がおすすめです。装飾は少なく、シンプルに名前だけ書かれているデザインや、シンプルさが際立つ切り抜き型のものが良いでしょう。名前も大きく書きすぎず、主張しすぎないようにしましょう。フォントは華美なものは避け、読みやすいゴシック体や明朝体を選びましょう。ローマ字の場合、柔らかな筆記体もおすすめです。
<和モダン⇒石・金属>
シンプルなデザインもよく合いますが、重厚感のあるデザインも取り入れられます。名前は漢字で表記するとよく合いますが、ローマ字でも問題無く馴染みます。フォントはかわいらしい雰囲気のものは避けて、すっきりとした明朝体や楷書体、行書体が良いでしょう。
<ナチュラル⇒タイル・鋳物風>
あたたかさを感じられるようなテラコッタや、手仕事の風合いのある鋳物がおすすめです。おうちの雰囲気によって、かわいらしい装飾のあるものも素敵です。ご家族らしさが出るお気に入りの表札を見つけたいですね。ナチュラルテイストには曲線的なゴシック体がよく合います。
<ネームシート>
機能門柱やポストに直接貼り付けられるネームシートも使い勝手が良くおすすめです。文字だけがシートになっており、スッキリとしたスマートな印象に仕上がります。スペースが広く取れない外構で特に重宝します。
<シミュレーションを活用する>
ほとんどの表札で、名前を配置したときのシミュレーションが可能です。必ず一度はシミュレーションをして、ご自身の名前が入った表札を確認しましょう。文字数によってはバランスが変わるので、想像と違う・・・ということもあります。色を選べる表札の場合、色もしっかりと確認するようにしましょう。
家族の象徴ともいえる表札は、ぜひお気に入りのものを見つけたいですね。
ウエシンでは様々なメーカーのカタログや施工事例のご用意があります。表札についてご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。