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コラム

【冬の庭仕事】来シーズンが見違える!寒さに負けず春に向けて準備をしましょう

落葉樹もすっかり葉を落とすと、厳しい冬がやってきます。実は植物が休眠している冬にしかできない作業がたくさんあります。冬の作業で春からのお庭が変わります。今回のコラムでは、冬にやっておきたい庭仕事をご紹介します。

<水やりの仕方>

冬の間はほとんどの植物が活動を低下させているので、地植えの場合水は与えなくて大丈夫です。戸外で管理している鉢植えは、土が乾いてきたらたっぷり与えるようにします。夕方に水をやると凍結や冷えの原因になるため、午前中に水やりを行うようにしましょう。

<肥料>

冬は寒肥(かんごえ)を与える時期です。寒肥とは寒い時期に遅効性の有機肥料を与えるもので、春からの生育期にちょうど効果が出てきます。寒肥を与えると花付きが良くなり、春からのお庭がより生き生きとした姿になります。

冬は肥料の吸収が少ない時期なので、寒肥以外の肥料は基本的には必要としません。開花し続ける植物(パンジー等)があれば、二週間に一度薄めの液体肥料を与えましょう。

<落葉樹の剪定・移植・植え付け>

冬の間、落葉樹は葉を落とし休眠しています。この時期が剪定や移植・植え付けの適期となります。太い枝を切るような剪定も、この時期ならば可能です。太い枝を切った場合は、切り口に癒合剤を塗って雑菌や雨水の侵入を防ぐようにすると安心です。移植は植え付けよりも枯れるリスクが高いため、必ず適期に行うようにします。移植したい樹木がある場合は、12~2月の間に作業を行いましょう。土が凍結するような地域では厳寒期は避け、初冬か早春の頃に行います。

<常緑樹の管理>

常緑樹も活動量が低下しているのなら、強剪定や移植が出来る?と思われるかもしれませんが、常緑樹の冬の強剪定・移植はNGです。常緑樹は葉を落とさずに越冬しますが、凍らないように葉の糖分濃度を上昇させています。冬の間に剪定を行うと、多くの栄養分を失うことになってしまいます。常緑樹を冬に剪定する場合は、樹形を整える程度の剪定に留めましょう。

<家庭菜園の天地返し>

冬は春~夏に比べて栽培できる野菜が少ないため、家庭菜園のスペースも空いているかと思います。この時期を使って天地返しを行い、春からの栽培に向けて土づくりをしていきましょう。天地返しとは、土を深く耕して、土を寒気にさらすことです。寒さに当てることで、土壌中の寄生虫や虫の卵を死滅させます。また、土に酸素が行き渡り土壌微生物の活動が活発になり、土が豊かになります。

<観葉植物の管理>

熱帯原産の植物がほとんどの観葉植物は寒さが苦手です。ほとんど生育しない時期なので、積極的なお世話は必要ありません。室内のなるべく日が当たる、暖房の風が直接当たらないところに置いて管理します。日当たりを求めて窓の近くに置いてしまうと、夜間の冷え込みで傷むことがありますので気を付けましょう。

冬に観葉植物が枯れてしまう原因のほとんどが水のやりすぎです。観葉植物は寒さのため生育が緩慢になっています。土の状態を見ながら、土が乾いていたらたっぷり与えるようにしましょう。生育環境にもよりますが、一週間に1~2回程度で十分です。乾燥に強い多肉質のものならば、土が乾いてからさらに2~3日経ってからの水やりで大丈夫です。冷たい水を与えると根が傷むことがあるので、汲み置いて常温になった水を与えると良いです。

 

冬の時期のお手入れで、来シーズンのガーデニングがより一層楽しくなります。寒さで外に出るのも億劫な時期ですが、ポカポカになるぐらい体を動かして、冬の庭仕事に挑戦してみましょう!

 

ウエシンではお庭の様々なお手入れを承っております。お気軽にご連絡ください。

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