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コラム

お庭の目隠しで居心地の良い空間づくり

残暑も去り、秋らしい風が心地よい季節となりました。空調を使わずとも快適な季節は、窓を開けて過ごすことも多いのではないでしょうか。カーテンも窓も開けると、開放感があり気持ちが良いものですが、立地によってはお庭が人通りの多い道路と面していたり、お隣の窓や玄関が見えてしまっていたり、カーテンを思いっきり開けずらい方も多いと思います。街中の住宅地では人目が全く気にならないで過ごせる立地の方が珍しいかもしれません。お庭に上手に目隠しを取り入れることで、お庭でも室内でもよりリラックスして過ごせる環境がつくれます。

自然と調和するエクステリア

お庭につくる目隠しは外からの視線を避けるためなので、道路面から180cm程度あるとしっかりした目隠しとなります。こういった目隠しを計画する際、圧迫感が出てお庭を狭く感じるのではないかと気にされる方が多いですが、全く心配いりません。フェンスなどの背景が出来上がると、お庭が空間として認識しやすくなり、植栽等が映えるより充実した場所となります。

フェンスの種類は様々ですが、見栄えが良く、しっかりと目隠しになり、通風も確保されるウッドフェンスが人気です。ウッドフェンスは板と板の間に隙間があるため、同じ高さのブロック塀よりも圧迫感が少なく、軽やかな印象になります。材料は、天然の木材を使う場合もありますが、アルミ材を木調ラッピングしたものや、樹脂の人工木などを使用することも多いです。天然木は風合いが良く、色合いの変化等も楽しめますが、塗装が必要なものは手間がかかりますし、色合いの変化を好まない方には向いていません。人工木やアルミ材でしたらメンテナンスの必要は無く、色の変化もありません。どちらも良さがあるので、ライフスタイルやお好みに合わせて選べます。

目隠しとして植栽を使うのも、自然な目隠しとして人気です。道路際などしっかりと目隠しが欲しい箇所には生垣を使用することが多いです。生垣はしっかりと密なものになるまで、時間と手間がかかりますが、お庭と街の景観を壊さないので好まれます。リビングから見えるゴミ収集所を見えないようにしたい、というようなピンポイントの目隠しでは、単独の植栽も有効です。お隣の二階の窓が気になるというような、対象が高い位置の場合でも、こちらの建物に寄せて高木を植えることで目隠しが可能です。目隠しの場合は落葉樹よりも常緑樹が適しています。

角柱のあるエレガントなクローズ外構

家周りに強固な目隠しと境界が欲しい場合、コンクリートブロックやコンクリートの塀が有効です。耐久性もあり、目隠しとしての機能も確保できます。オープン外構が多い街では、デザインに気を配り閉鎖的になりすぎないように配慮が必要です。優しい色の仕上げを選んだり、スリットやガラスブロックなどを使ってデザインにリズムをつけて柔らかい印象をつくりましょう。部分的に植栽と組み合わせても良いでしょう。

ゲートで一体感を与えるクローズエクステリア

目隠しがあると外の視線を気にせずに過ごせるので快適ですが、死角が増えることは防犯面ではマイナスと言われています。外から視線が入りやすいオープン外構は、家の中へ侵入しずらいのですが、外から見えにくいクローズ外構は、一度敷地内に入ってしまえば外部から様子がわからないため、侵入者には都合が良いのです。防犯砂利の使用や、照明を活用して防犯にも気を配りましょう。

お庭はもちろん、室内でもリラックスして過ごすためには外部からの視線の有無は大事なポイントです。気になる場所がある方は、お庭に目隠しを設置すると気分が大きく変わるかもしれませんよ。

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