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コラム

芝生だけじゃない!グランドカバープランツの魅力

グランドカバープランツと呼ばれる植物をご存知でしょうか?グランドカバープランツとは地面を這うように伸びる植物のことを言います。例えば芝生もグランドカバープランツのひとつです。グランドカバープランツは、他の植物が避けるような踏まれやすい場所で生育できる、踏圧に強い性質を持っています。植物の生存戦略ですね。その性質を活かして、お庭のグランドカバーとして活用されているのです。

お庭の土の部分をそのままにしておくと、雨の日は泥ハネしたり、雑草が生えたりするので放ってはおけません。けれどコンクリートや砂利敷きで一面覆ってしまうのも味気ないものです。そんな場所でグランドカバープランツは活躍します。グランドカバープランツで土を覆えば、雑草は生えにくくなり、泥ハネも防止できます。その他にもグランドカバープランツをお庭に取り入れると嬉しい点は、まずなんといっても緑の美しさを味わえるところです。花が咲くものもあり、季節ごとの楽しみもあります。そして、コンクリートやアスファルトと違い蓄熱しないので、夏の暑さ対策になります。デメリットはメンテナンスが必要なこと。たまに刈り込みが必要ですし、雑草は生えにくいとはいえ多少は生えてきます。とはいえ、メンテナンスが少なくて済むグランドカバープランツもあります。育てやすいおすすめのグランドカバープランツをご紹介します。

<ヒメイワダレソウ>

春から初夏にかけて、小さなピンク色の花を咲かせるヒメイワダレソウ(リッピア)はグランドカバープランツの人気ナンバーワンです。よく伸びて土を覆い尽くすので、芝生の代わりとして使用できます。日当たりの良い場所を好みますが、多少日当たりが悪くても生育可能。冬は地上部が枯れて越冬し、春になるとまた新しい葉が出ます。年に2回程度の刈り込みで良いので、芝生よりもメンテナンスは楽なのも嬉しいポイントです。土が肥沃で環境の良い場所だと丈が伸びてくることもあるので、気になるようなら刈り込みの回数を増やしましょう。

<ディコンドラ>

ディコンドラもおすすめのグランドカバープランツです。花は楽しめませんが、かわいらしいハート型の葉は常緑性なので冬も緑を保ってくれます。耐陰性もあるので、日当たりの良くないお庭にも適しています。ある程度の踏圧にも耐えるので、ヒメイワダレソウよりは時間がかかりますが、芝生の代わりとして使用することも可能です。コンクリートの目地やアプローチ脇などのスペースを埋めるようにして使うのもおすすめです。

<クリーピングタイム>

ハーブの一種であるクリーピングタイムもグランドカバープランツとして利用できます。春にはピンク色の花が楽しめ、葉からはふんわりと爽やかな香りが漂います。踏圧に強いので、踏んでしまう場所に植えても大丈夫です。むしろ踏まれることで、より地面をキレイに覆うように生長していくので、遠慮なく踏んでしまいましょう。年に二回程度、刈り込み行うとより丈を低く抑えられます。蒸れに弱いので、梅雨前に一度刈り込みをすると安心です。

ナチュラルな景色を作るグランドカバープランツは、お庭の表情をより豊かにしてくれます。上手にお庭に取り入れて、緑との暮らしを楽しみましょう!

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