お庭づくりで主役にしたいのは、やっぱり植栽です。
緑をコアにして、そこからデザインを拡げてプランを描きます。
時には、その緑だけでも十分な場合もあります。無駄な部分をそぎ落とし、シンプルに考えていくと、最後は緑だけが残るプランもあります・・・。
お庭から見ると、背景となる建物の雰囲気はとても大切です。
ウッドの外壁が、緑を更に引き立たせます。
そこに元々あった石を花壇の仕切りに使いました。
隙間なく並べていくと、作った感じになってしまうので、良い意味で適当に置き自然な感じにしました。
今はまだ土の範囲が目立ちますが、時の流れと共にイワダレソウが拡がり、良い雑草が生えてきてくれることを密かに期待しています。
歩きたいところだけ草を刈ると、本当に素朴な感じになると思います。
お庭の排水が非常に良かったので、園路の舗装はあえて土です。そこに、ほんの少しだけ砂利を撒き、素朴な雰囲気を演出しました。