シャッターを含んだクローズエクステリアのご希望。
敷地条件的に前面道路と玄関扉が比較的近いのでシャッターと門扉を横並びにすると高さ的にもアプローチ的にも折角の正門扉周りが非常に貧弱になってしまいます。
そこでアプローチを横から入る形とすることで道路からのファサードを大きくゆったりと見せるようにしました。
シャッター(特にワイド)を設置した場合どうしても門扉との高低差、門柱との高低差が出てしまい中々上手くデザインを繋げることが出来ません。
今回はアルミ柱を立てその奥に大きめの植栽を植えることで門柱とシャッターの高低差を緩和させています。
そして、今回一番悩んだのがサブ駐車場です。
年間殆どお車は停まらないスペースですが機能としては必須。
しかも車の無い時間を庭の様に見せるという難しい課題がありました。
グランドコンクリートと後ろの植栽帯を繋げることでカースペースをお庭への導入口の様にデザインしました。
これにより駐車場ではなくお庭の一部として役割を与えています。