門廻りのデザインは、おうちの雰囲気を大きく左右するポイントです。どんな門廻りかを見ると、なんとなく家主の好みや性格が感じられたりします。家の顔でもあり、家族の顔とも言えますね。
今回のコラムではウエシンの施工例とともに、5つのテイストの門廻りデザインをご紹介します。どんなテイストでまとめていきたいか、ということから考え始めると、設計担当者ともイメージが共有しやすいはずです。ぜひご参考にされてください。
<ナチュラル>
アンティークレンガが印象的なナチュラルスタイルの門廻りです。アールをつけたかわいらしい門袖が目を引きます。立水栓や照明もアンティークテイストな商品を選びました。小物選びもエクステリア計画の楽しいポイントの一つですね。広いスペースではないですが、植栽をバランス良く配置し、季節の移り変わりを楽しめるアプローチとなっています。
<ナチュラルモダン>
駐車場はオープンなクローズド外構です。中が見えないしっかりとした塀がありながら、道路側に植栽スペースを設けることで、閉鎖的な印象を与えません。タイルや門扉、フェンス、駐車場の目地まで直線的なすっきりとしたデザインになっています。ベージュ~グレージュ・ブラウンの優しい色でまとめているので、直線的なアイテムを使っていても、クールになりすぎずに柔らかな雰囲気になっています。
こちらの施工例はベージュに木目調のアルミ製品を組み合わせています。やや濃い目のアルミフェンス・門扉が全体を引き締め、アクセントとなっています。植栽もきれいに映える色合いで、生き生きとした緑を楽しめます。
<エレガント>
門廻りはシンプルにまとめていますが、門の奥に見えるアールの階段が優雅でエレガントな雰囲気をつくっています。手すりの黒いラインがのびやかなラインを描き、より奥行きを感じさせます。アール部分で生まれる空間を植栽としました。斜面になっているので、立体的な植栽が楽しめます。素材は落ち着いた色でまとめてシックに仕上げています。
かっちりとした印象を与える角柱のある塀と、優雅なラインの門扉が格式の高さを感じさせるエレガントな門廻りです。建物と合わせた白の他に、小物部分に黒を使ってまとめています。まるでヨーロッパのお城のような、エレガントでロマンチックな雰囲気の門廻りです。
<シンプルモダン>
駐車場にシャッターのある、クローズド外構のエクステリアです。グレーの大判タイルをメインに使い、全体を直線的に仕上げています。黒やグレーなどを基調としていますが、自然石風の模様の入ったタイルが華やかさを添えます。植栽をポイントに配置することで、シンプルでも瑞々しさを感じられ、無機質すぎない印象になります。
<雑木風>
広々とした敷地によく合う、のびのびとしたオープン外構の門廻りです。門扉が無くても、しっかりと境界を感じさせる門袖のデザインになっています。主張の強いアイテムは使わず、植栽が主役になるよう設計されています。オープン外構は単調になりがちですが、駐車場の目地や階段のデザイン、植栽の配置を工夫して、アプローチを歩く楽しさを感じられる門廻りです。
お好きなテイストのデザインはありましたでしょうか?ぜひデザインを考える際にご参考にされてください。
ご興味のある方は是非お問い合わせください。