厳しい残暑ながらも、朝夕は少しずつ気持ちの良い風を感じられるようになってきました。気持ちの良い気候の日は、自宅のお庭でのんびりできたら素敵ですよね。今回のコラムでは、お庭で過ごしたくなる、居心地の良いアウトドアリビングの作り方をご紹介します。
<居心地の良い場所とは>
公園を散策中、少し休憩したいな~と感じたとき、どんな場所でゆっくり休みたいでしょうか?人通りが多くない場所の方が落ち着きます。夏であれば木陰の下のベンチなんて気持ち良さそうです。東屋のように、少し囲われた場所が見つかったらラッキーですね。居心地良く感じる場所というのは、万人に共通した感覚だったりします。公園や広場で腰を落ち着けたくなる場所をイメージして庭づくりをすると、リラックスできるアウトドアリビングが作れますよ。
<目隠しをつくる>
多くの人目に触れる場所というのは、リラックスしにくいものです。お庭が人通りの多い道路に面している場合は、フェンス等でしっかりと目隠しを作りましょう。お隣の窓など高い場所が気になる場合は、植栽を組み合わせると自然な目隠しになります。
目隠しといえば、お庭の境界部分に設けるのが一般的ですが、オープン外構ではウッドデッキやテラスとフェンスが一体となった設計もおすすめです。フェンスとパーゴラ、フェンスとベンチなどをお庭の条件に合わせた設計でより一層豊かな空間がつくれます。
<地面の高さにアウトドアリビングをつくる>
お庭で過ごす場所の定番といえば、ウッドデッキやテラスです。室内床と連続した高さにすることができ、気軽にお庭に出られるのが大きな特徴です。内と外を繋ぐ場となりアウトドアリビングの定番ですが、地面よりも高いということがデメリットにもなります。通りに面しているお庭では、ウッドデッキやテラスはステージの上にいるように外から見えやすくなってしまいます。敷地境界に高めのフェンスを設置しても、ウッドデッキやテラスに立っているとフェンスでは隠しきれないということも多いです。高さがあると外からの視線が気になってしまいそうな場合は、地面と同じ高さにアウトドアリビングを作るのがおすすめです。ウッドデッキやテラスだけがアウトドアリビングではありません。立地によっては、低い場所の方が落ち着いた空間がつくれます。
<日除け・屋根>
日差しを避けられるパーゴラやシェードがあると、快適にお庭での時間を過ごせます。屋根がある場所というのは安心感が得られるのでしょうか、腰を落ち着けてのんびり風を感じたくなります。お庭で取り入れやすいのはパーゴラでしょう。建物やフェンスに金具を設置し、シェードを取り付けるのもおすすめです。取り外しができるので、季節に合わせて日差しを調整しやすいのがメリットです。
<寄り添う樹木を植える>
屋根があると落ち着きますが、お庭の広さや予算の関係で導入が難しいこともあるかと思います。そんな場合は、アウトドアリビングの近くにシンボルツリーの植栽をおすすめします。木陰をつくり、日除けにもなりますし、樹木の近くというのは、なんとなく安心感があり居心地が良い場所となります。
<ガーデンファニチャーを活用する>
お庭で使う家具=ガーデンファニチャーは、お庭での過ごし方をより豊かにしてくれます。お庭が出来上がった後から取り入れられるので、実際にお庭で過ごしながらどんなガーデンファニチャーが必要か考えるのも楽しいですね。ウエシンでは様々なメーカーのカタログをご用意しています。ガーデンファニチャーをお探しの方はぜひご相談ください。
ウエシンでは多くのアウトドアリビングの施工例をご覧いただきながら、ご希望に合わせたご提案をいたします。お気軽にお問合せください。