Ueshin Garden Book
ウエシンの想いが詰まった
手作り冊子
無料プレゼント!

© Ueshin All Rights Reserved.

コラム

草抜きが楽になる!庭づくりのポイント

緑が楽しめるお庭が欲しい、という希望があっても、気になるのはメンテナンスのこと。仕事や家事・育児で忙しい毎日で、お庭のメンテナンスまで手が回らない!というご家庭も多いかと思います。特に植物の活動が活発になる夏は、抜いても抜いても雑草が伸びてしまい、草抜きに追われるような気持ちになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。夏の時期の草抜きは、本当に大変ですよね。草抜きがしたくないから、お庭に植物はいりません!というお声を聞くこともありますが、やはりお庭で植物を楽しんでもらえたらと思います。工夫次第で植物を楽しみながら、雑草が生えにくいお庭をつくることができます。今回のコラムでは、草抜きが楽になる庭づくりのポイントをご紹介します。

<土が見えるところは少なくする>

植物を植える場所は広くしすぎずないよう、周囲と区切ってしっかりゾーニングしましょう。当然のことですが、土があるところに雑草は生えます。歩くところ、駐車・駐輪するところ等は用途に合わせて舗装をして、植栽スペースとして土を残す部分と区切ります。また、ウッドデッキやテラスを取り入れると、広い範囲で雑草が生えないスペースを確保できます。それだけで雑草が生えても荒れ放題にはならず、ある程度体裁が整います。植栽スペースを効果的に配置すれば、少ない緑量を豊かに見せることができます。設計段階でしっかり考えましょう。

雑草の管理に自信が無い方には、芝生スペースはおすすめしません。夏の間は手入れをしないと、荒れたようになってしまうからです。どうしても芝生のスペースを取り入れたい場合は、人工芝を検討しても良いでしょう。

<砂利・割栗石+防草シートを活用する>

雑草が生えないようにするには、舗装以外にも、砂利敷きや割栗石・ごろた石を活用する方法があります。砂利や割栗石は、舗装よりもより自然な景色が作りやすいので、植物との相性も良いです。先に防草シートを敷くことを忘れないようにしましょう。土の上に直接砂利を敷くだけだと、雑草が生えてきてしまいます。防草シートは不織布で出来ているものがおすすめです。ウエシンでは「彩植兼美」という防草シートを使用しています。耐久性に優れ、しっかりとした厚さのあるものです。

お庭の設計時に、舗装や砂利、割栗石を組み合わせながら植栽スペースを作ることで、お庭としての景色を作りながら雑草対策をすることができます。

<雑草が生えても気にならない植栽>

植栽の内容によって、雑草がより目立ってしまうことがあります。雑草が目立たない、気にならないような植栽にするには、樹木を利用して日陰を作るようにしましょう。日当たりの良い場所には背が高くなる雑草が生えやすく、半日陰の場所には背の低い雑草が生えやすいです。背が高い雑草をそのままにしていると、お庭が荒れた印象になってしまうので、樹木による日陰を作って、背が高い雑草が生えにくい環境にしましょう。低木~高木を組み合わせた植栽にすると、自然と足元は日陰になっていくはずです。

また、花がいっぱいの植栽よりも、葉の美しさを楽しむような植栽でまとめると雑草が気になりにくくなります。植栽の下草類は、季節の一年草よりも、ツワブキやフウチソウ、ギボウシ、カレックスなどのような葉の質感を楽しむ自然な雰囲気の宿根草を選ぶと、多少の雑草も植栽の中に違和感なく溶け込みます。そのため、季節の一年草を楽しむ場合は、限られたスペースにするか、鉢で楽しむ方法をおすすめします。

<グランドカバープランツを活用する>

土が露出していると、そこから雑草が生えやすくなります。土を覆うようなグランドカバープランツを下草に取り入れて、土の露出を少なくすると良いでしょう。完全に雑草が生えなくなるというわけではありませんが、雑草が生えにくくなります。かわいい花が咲くヒメイワダレソウクリーピングタイム、カラーリーフが魅力のリシマキアアジュガ等がおすすめです。環境が合えばどんどん広がり、土のほとんどを覆ってしまいます。

<雑草の扱い方のポイント>

雑草が生え始めるのは暖かくなり始める春からです。この頃はまだおとなしく、なんとなく見過ごしてしまう時期ですが、放っておくと6月頃から勢いが増していきます。5月中頃までに一度草刈りか草抜きをすると、6月以降の勢いを抑えられます。背の低い雑草は気にならないのであれば、刈り取るだけでも問題ありません。刈り取りを続けていれば、背が高い雑草は生えにくくなってきます。

一番良くないのが、ほったらかしにして花や種がついてしまうことです。種がついてしまうと翌年以降の雑草のもとになってしまいます。雑草は全て完璧に取らなくても、これだけは生えてほしくないと思うものだけでもこまめに抜くようにしましょう。3年ほど続けていると、抜き続けていたものは次第に生えなくなってきます。

 

土があれば雑草が生えてしまうものですが、せっかくのお庭が全てコンクリートや砂利敷きでは味気ないものです。設計と植栽の工夫で上手に植物と付き合っていけると良いですね。

ウエシンではお客様のご要望に合わせたお庭づくりをしています。ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせ

Related Column

最新のコラム
Ueshin
Official SNS

無料

相談・お問い合わせ

営業時間:9:00〜18:00 定休⽇:⽇曜・祝⽇