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コラム

自家製果物が楽しめる!果樹栽培のすすめ

お庭で新鮮な果物が収穫できる果樹栽培。お庭に果樹を取り入れたいというご要望をよく伺います。家庭菜園とは一味違う果樹栽培の魅力と、お庭で挑戦しやすいおすすめの果樹をご紹介します。

<果樹栽培の魅力>

果物やナッツが収穫できる樹木を果樹と言います。1シーズンで植え替えてしまう野菜とは違い、一度植えつければ、何年も栽培を続けられます。種類によっては鉢植えで育てられるものもあり、広いお庭が無くても挑戦できます。

果樹栽培の大きな魅力は、樹上で完熟させた果物を新鮮なうちに食べられるということです。完熟した果物は悪くなりやすいため、店舗で売っている果物は、未熟な状態で収穫し追熟させるものも多いです。家庭で栽培する果樹は収穫から食卓まですぐに到着するため、樹上完熟ができるのです。

巡る季節を肌で感じられるのも、果樹栽培の魅力です。花が咲き、実を結び、少しずつ実が大きくなり熟していく様子は、自然の素晴らしさを教えてくれるはずです。お子さんのいるご家庭では、食育にもつながります。

<果樹栽培のポイント>

ある程度放任でも収穫できる果樹もあれば、しっかりお世話してあげないと収穫できない果樹もあります。まずは、どの程度手がかけられるかを考えて、果樹を決めましょう。放任でも収穫が楽しめる果樹でも、手をかければかけるほどおいしい果物が収穫できます。

果樹は暑さに強いもの、寒さに強いものがあります。地域の気候に合わせて選ぶようにしましょう。環境が合わない場所では、病害虫が発生しやすく、困難な栽培になります。

自家不和合性かどうかも果樹栽培のポイントです。自家不和合性とは、自分の花粉で受粉しない性質のことを言います。自家不和合性を持つ果樹は、受粉のための樹木が必要になります。

<おすすめの果樹①ブルーベリー:落葉低木>

ブルーベリーは、コンパクトなサイズで収穫が楽しめるのが一番のポイントです。広さが無いお庭でも挑戦しやすい果樹です。ある程度根付けば放任でもよく実がなり、栽培も難しくありません。自家不和合性を持つので、同じ系統(ラビットアイ系とハイブッシュ系)の他品種のものを組み合わせて栽培しましょう。花期が違うと受粉できないので、花期も確認して品種を選ぶと安心です。

<おすすめの果樹②ジューンベリー:落葉小高木>

ジューンベリーは樹形も整いやすく、花もキレイなため、シンボルツリーとしてもおすすめです。大きくなりすぎず、お庭で育てやすい果樹です。春に花が咲き、6月頃に実が熟すことからジューンベリー(June berry)と呼ばれています。ジューンベリーの実は鳥も大好きで、熟す頃に食べに来ます。収穫量が減ることが気になるならば、防鳥ネットを用意すると安心です。

<おすすめの果樹③ウメ:落葉高木>

まだ寒いうちから咲く花は早春の代表的な花です。実は5~6月頃に収穫できます。そのまま食べることはなく、シロップや梅酒・梅干しに加工します。ウメを収穫してから加工する作業を「梅仕事」と呼び、季節行事の一つとして楽しめます。自家製の梅シロップや梅干しのおいしさは格別です。

<おすすめの果樹④ユズ:常緑小高木>

暖かい場所を好む柑橘類の中では、寒さに強く育てやすい果樹です。目立った病気は無いですが、カイガラムシエカキムシなどがつくことがあるので気を付けましょう。樹冠の中まで日が入るように開いた樹形にすると、収穫量を増やせます。日光を好むので、日当たりの良い場所に植えつけましょう。

<おすすめの果樹⑤ブラックベリー:落葉つる>

ブラックベリーはつる性の植物なので、フェンスやパーゴラなど誘引できる場所に植えましょう。暑さ寒さに強く、とても強健な植物です。目立った病害虫はありませんが、コガネムシやカイガラムシがつくことがあります。ブラックベリーは根で増えるので、少し離れたところから新しい芽を出すことがあります。増やしたくない場合は気を付けましょう。

 

一度植えつけると長く楽しめる果樹。果樹が大きく育つほど、収量も増えていきます。手をかければかけるほど、量も質も良くなる果樹栽培は、ガーデニングの楽しみをたくさん感じさせてくれるはずです。ぜひ果樹栽培に挑戦してみてください。

 

ウエシンでは果樹を取り入れた設計や植え付け等、お客様のお好みに合わせたご提案をしております。お気軽にご相談ください。

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