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コラム

季節を感じさせる落葉樹の魅力!落ち葉掃除への対応は?

涼しい風が感じられるようになると、落葉樹は少しずつ葉の色を変え、落葉が始まります。。落葉樹の美しさを感じる季節ですが、お庭の掃除が大変な季節でもあります。秋の紅葉以外にも魅力の多い落葉樹ですが、いざお庭に植えようと考えた時、落ち葉の影響が気になりますね。このコラムでは落葉樹をお庭に植えるメリット・デメリットとおすすめの落葉樹をご紹介します。

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<落葉樹を植えるメリット>

四季を通じてあまり変化の無い常緑樹に比べて、落葉樹は季節の移り変わりをはっきりと見せてくれます。冬の枯れ姿から、徐々に芽を膨らませて展開する新葉の美しさ、生き生きとした葉が作る夏の木陰、秋の紅葉、冬の空に浮かぶ梢の繊細さ・・・。美しい花を咲かせるものも多く、季節ごとの見所がたくさんあります。夏は木陰を作りながらも冬は日差しを取り入れられるので、暑さ対策にも活躍します。

<落葉樹を植えるデメリット>

秋に葉を全て落とすので、掃除が大変です。特に落葉の多い時期だと、掃除が終わったと思ってもすぐに葉が落ちてきてしまいます。砂利や人工芝の上に落ちた葉はほうきで集めにくく、お庭の状態によってより一層大変になってしまいます。

これらのデメリットは落葉樹だけのものではなく、常緑樹でも起こるものです。常緑樹は春~夏にかけて新しい葉を展開していく過程で古い葉を落とします。そのため、植木があれば落葉樹に限らず落ち葉はあります。落葉樹が大変なら常緑樹にしたら良い、ということはありませんのでご注意ください。

<デメリットへの対応>

街路樹の場合、落葉前に植木の剪定をするという方法がとられることがありますが、樹木の生態を考えるとあまり良い方法ではありません。落葉樹は光合成により生産できるエネルギーが少なくなると、葉緑体に存在する養分を回収し冬を越します。(その際葉緑体の緑色が失われるので、回収されず葉に残ったアントシアニンやカロテノイドの色によって紅葉する)そのため、落葉前に剪定してしまうと、養分の回収ができなくなってしまいます。なので、自然に落葉するのを待つのが一番ですが、あまりに落葉の量が多い場合は、葉が全て無くなるような剪定ではなく透かし剪定によりボリュームを抑えるのも、落ち葉掃除を楽にする一つの手段です。

砂利や人工芝で掃除が大変な場合、空気を吹いてゴミを集めるブロワーを使用すると楽に落ち葉が集められるのでおすすめです。ウエシンの植木職人も普段からブロワーを使用しています。

<おすすめの落葉樹①イロハモミジ>

秋を彩る落葉樹と言えば、やはりモミジですよね。モミジはたくさん種類がありますが、イロハモミジは最もよく植えられるモミジです。夏の緑の葉も涼しげで美しいのですが、秋の紅葉は格別です。モミジには目立つ花は咲きませんが、葉の美しさだけでも十分楽しめる樹木です。

<おすすめの落葉樹②アオダモ>

雑木の庭でよく使われる樹木で、独特の繊細な雰囲気が魅力です。秋にはやや暗めの赤い色に紅葉します。強い日差しを嫌うので、半日陰の環境を好みます。樹肌も美しいので、冬の間も鑑賞価値があります。

 

<おすすめの落葉樹③ヤマボウシ>

枝を大きく広げるヤマボウシは、木陰を作る樹木として最適です。強い日差しにも強く、育てやすく丈夫です。秋になると赤く紅葉し、初夏には白い花も咲かせ、季節ごとに見所の多い樹木です。枝葉を大きく広げるので、広いスペースのシンボルツリーにおすすめです。

 

落葉樹は落ち葉が大変というイメージが強いですが、落葉樹だからこその魅力も多くあります。お庭の植栽を考える際は、ぜひ落葉樹をご検討してみてください。

どんな落葉樹を選んだらよいか、どうやって植えつけたらよいか、などお気軽にご相談ください。

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