エクステリア&ガーデン設計・施工
株式会社ウエシン 設計担当 酒井です。
先日 西宮市名塩の現場に向かう途中
信号待ちをしていて、ふと横を見たら懐かしいバス停が眼に入ったので
思わずパシャ!
何が懐かしいのか・・・?
高校2年生の春休み 成り行きで友達5人と、大阪の平野区から島根県隠岐の島まで
自転車旅行をした事があります。今から31年も前の話です。
僕を含めて4人は、サイクリング用の自転車でしたが、ひとりは無謀にもママチャリ
今思ったら相当のチャレンジャーです。
初日 名塩付近まで差し掛かった時 天候は突然崩れ
最悪の吹雪でした。 春なのに~!
で、仕方なくこのバス停で、しばらく風雪を凌いでいました。
寒いし、この先の事を考えたら急に不安が沸いてきます。
「もう、帰ろう・・・」
ママチャリの子がポツリとつぶやく
「俺は帰れへん」
先に進む派と帰る派に分かれて、しばらく擦った揉んだしている内に
急に雲の合間から陽の光が射し込み、しばらくそれを眺めていて
みんなで顔を見渡し
「やっぱり行こか・・・」
と、結局旅を続けたという思い出があります。
あの時あのタイミングで陽が射さなかったら、どうなっていたのか?
多分 リタイヤしてたかも・・・
今思えば、17歳の少年たちには、まさに希望の光だったような気がします。
あ~青春!