自然林に囲まれ、お庭の向こうには谷と沢を望むことができるすばらしい立地での新築エクステリア。
周辺環境となじむ自然で落ち着いたイメージのエクステリアを目指しました。
アプローチはカースペースから玄関に向かって真っすぐのびる板石敷。
目地は広めにとり、間にスナゴケを入れて苔生した風情のある仕上がりに。
板石敷きのラインに垂直に絡む3ヶ所の壁によりアプローチに奥行き感が生まれます。
アプローチまわりの壁は延べ石のスリットや植栽を絡めることで囲まれている圧迫感を感じさせず、背景の林と門まわりが自然につながるような計画となっています。
壁面はあえてほとんど装飾を施さず、昼は緑とのコントラストを夜は灯りが灯ったときに木々の陰影を楽しめるような設計となっています。
門まわりのシンボルツリーはコハウチワカエデ。
存在感のある美しい樹形で、新緑から紅葉と四季折々に楽しめます。
他の植栽も株立ち樹形の美しいものや雑木のようなイメージの樹種を中心とした構成に。
花や実、紅葉など季節ごとの変化を楽しめるよう常緑樹と落葉樹をバランス良く組み合せました。